どうもフロッキーです。
僕は7か月間ブックオフでアルバイトをしました。
店舗でいうと,東京の私鉄の駅から自転車で15分ぐらいにあるような店舗でした。
今回はブックオフバイトの評価を,仕事内容から,人間関係でこじれた話など元店員のリアルな体験談とともにお送りします。
目次
ブックオフのバイトってどうなの?評価はぼちぼち
結論からいうと,趣味のバイトならアリだと思います。
効率よく稼ぐ,楽に稼ぐという面ではきついことも多いです。特に毎週来る土日,年末年始は地獄です汗。
これらの忙しい日は正直わりに合わない時給だと思います。当時は時給930円ぐらい。
後,覚えることが無限にあるので,これも大変です。今は幅広いものを買い取っています。
本,CD,DVD,ゲーム,ゲーム機本体,スマホ,タブレット,などなど。
店舗によってはアウトレットを販売してることもあります。となると洋服,バックなんかも買取の対象です。これらのすべての買取方法を学ばなければいけません。
ただ,買い取っているアイテムが趣味系のものが多いので,働く人もサブカル,ゲーム,漫画が好きな可能性が高いので,こういうジャンルが好きなオタクの方は楽しく働けると思います。
結構激務がある割に,あまりバイトの入れ替わりはなかったので僕の店舗は働きやすかったのかもしれません。
それに商品を買い取ってるだけで結構楽しいです!
趣味のアイテムが多いので自分の趣味とかぶると「おっ,空の境界だ!」みたいな。
その意味で,がっつり稼ぐのではなく大学生のバイトの感覚で入るのがおすすめです。
それでは業務内容とブックオフで働いて良かった点,悪かった点を見ていきます。
業務内容と仕事の忙しさ
仕事内容はトイレ、入り口付近の掃除、買取、レジ、買い取った商品の掃除、品出し、閉店後の事務作業です。
一つ一つの作業はそれほどつらくありません。
しかし平日と休日、年末年始の忙しさのギャップがすごいです。
- 平日や雨の日はお客さんがほとんど来ないため、死ぬほど楽。
- 休日は基本忙しく、年末年始は閉店時間に買い取りが終わらない。
と落差が激しかったです。
僕の場合はちょい地方の店だったので、休日、年末年始だけ忙しかったのですが、駅近くにある繁盛店は毎日が休日レベルだそうです。
当然のことながら、ゴールデンウィーク,年末年始は週3日で契約していても週5日にされます(笑)。「連休シフトは入れるよね!!」と店長の圧がすごいです。
次にブックオフで働いていてよかったこと,悪かったことを見ていきます。
ブックオフバイトでよかった事
アルバイトしてよかったことは2つ。
- 自分の趣味が合う仲間に出会える確率が高い
- 商品を観ているだけで楽しい
という点です。
①自分と趣味が合う仲間に出会える
これはブックオフで働く一番のメリットでした。
ブックオフはゲームや漫画、小説や実用書などを取り扱うので、働いている人たちも当然それらの商品が好きな可能性が高いです。
実際に
- PS3のゲームソフトの趣味がほとんど一緒の人
- 空の境界や伊藤計劃が小説が好きな人
など僕の趣味に直結するような人と一緒に働けました。休憩や帰り道で趣味の話題に花を咲かせるのが楽しかったですね。
自分の趣味が合う人を大学ではなかなか出会えないので、仲間を見つけるためにブックオフを選ぶという選択肢はありです。
②商品を観ているだけで楽しい
それ以外にも知ってる漫画や読みたい小説を買い取りしているだけで楽しかったです。
ブックオフの店内をよく見ると、アニメのお宝グッズが意外とあったりして観ているだけで幸せでした。
意外と様々アイテムがあって,このアニメにこんな特別CDがあるのかとか,こんなオリジナル写真集あるのかい,と店舗を歩いてるだけで結構楽しかったです。
これはスーパーのバイトとかでは体験できない面白ポイントです。
ブックオフに普段から買い物をしている人は、仲間や取り扱っている商品を考えてもかなり良い職場環境だと思います。
逆に悪かったところ
続いてデメリットですが、
- 時給の割に休日が忙しい
- 人間関係がガチャ
- アルバイトへの特典がない(むしろ規制)
ですね。
①時給の割に休日が忙しい
やはりこれが一番つらかった。
ブックオフ店員はみな口を揃えて「仕事は楽しんだけど、時給が低い」と嘆いていました。
ブックオフの時給は以下のように昇給制度になっています。
このようにキャリアアップを売りにしていて、確かに950円にはにはすぐに昇格します。
しかしそれからのアップはなかなかできません。
おそらく1040円になるには3年以上働く必要がありそうです。
大学生アルバイトや長期を考えてない人は、キャリアパスはあまり意味がないと思います。
しかもキャリアアップしたらすぐに後輩に仕事を教えるという役が回ってきます。
まあこれは人それぞれですが,教わって1カ月後ぐらいには「そろそろあの作業教えてみようか」みたいなスピード感です。
やっと買取慣れてきたとこですけど,みたいな。
先輩面が好きな人は向いてるかもしれません(笑)
休日の時給アップ制度は店舗によるそうで、僕のところはなかったです。繁盛店など死ぬほど忙しいところはあるかもしれません。
②人間関係がガチャ
これは人間がかかわる職場は必ずあるリスクです。
趣味が同じ人が多いというメリットもありますが,従業員,お客さんで変な人がいるかもしれません。
クレーマーについてですが,僕の経験上はあまり当たりませんでした。
- 文庫1冊だけ持ってきて,他店舗のちらしと買取金額が違うといって切れるおやじ
- 販売したゲームの中身が違うから,なにか詫びの品をもってこいという人
- 他店のブックオフから万引きしてきた漫画を売ろうする少年
僕の店舗は民度が高いのか,クレーマーにほとんど当たりませんでした。
買取金額が違うおやじは僕が担当して,平謝りしてたらいなくなったので特に問題なしです。
残りの二つも古参のバイトさんと店長が対応していたので,新人バイトはそんな心配することはないと思います。
ただ繁盛店になったらクレーマーは増えるでしょうね。
従業員としては私的にちょっと苦手な人が2人いました。
- すごく生意気な中卒
- 仕事を間違えたときの反省の態度がなっていないと切れる古株バイト
中卒は生意気でしたね~。さすがに高校1年で中退してるだけあって店長には反抗的だし,他のバイトにはなめてかかってるし大変でした。
でも居心地が悪かったのか,はじめて1カ月ぐらいでインフルにかかったと言ってから来なくなりましたが(笑)
朝から働いている古株バイトも要注意です。この属性の人たちはどの職場でもガチャが外れる率が高いです。
まあ僕とおばさんの相性が悪いのかもしれませんが・・・。
僕が買取方法を間違えて「すいません!次から失敗しないように気を付けます!☆彡」とひょうひょうとしたら
「その態度は間違ってる!」と切れていました。おそらく「すいません,反省しております↓」という態度を求めていたようです。
別に間違えた事実は変わらないから次に備えて,切り替えた方がいいと思うんですけどね。
そしてもう一件僕が大量のゲームソフトを買い取って,1件だけ漏れてしまったときに「フロッキーに謝罪の電話をいれさせるべき!」と店長に主張していたようです。
普通は店長とかが電話をいれるようですが,その古株さんのおかげで謝罪電話しました。
まあ間違えたのは僕なので全然いいのですが,態度が気に食わないというあたりから敵対視されてるようです。
このように人間関係は完全にガチャです。
ですので僕が次はいるなら18時以降の時間帯で入ります。そうすればこの朝から古株のメンバーとは入れ違いになります。
当時5時から入っていたので,ちょうど朝組と1時間かぶってたんですよね。他の人はいい人でしたけど,その人とだけはちょっとうまくいきませんでした。
③アルバイトの特典がない(むしろ規制)
そして気になる買い物や買い取りの際の特典ですが、なんとブックオフは特典どころか制約があるのみでした。
ここでいう制約とは
- お客さんから買い取ってから1か月以内のものは自分が働いているお店では買えない。
- 買う際は店長もしくは正社員がレジを担当しているときのみ。
というもの。
需要の高いものをすぐ店員が買ってしまうこと,バイト同士で不正を働かないようにする仕組みでしょうね。
ただ,自分が買うものを店長に見られるのはちょっと面倒でした。
フロッキーってこんな趣味なんだ,ぷぷって思われそうじゃないですか!
おまけでアルバイトする上で楽な店舗の探し方を書きます!
アルバイトする上で楽な店舗の選び方
上でも書きましたが,ブックオフは忙しいときはほんとに忙しいです。
僕が店舗を選ぶとしたら
- 駅から離れていて、繁盛店ではない
- できればフランチャイズ店
をまず選びます。
そして店舗が決まったら土日、自分の出勤時間に偵察するのをおすすめします。
どれだけ従業員がせかせか動いているか分かれば,忙しさが分かります。
フランチャイズ店で働いている友達に聞いたところ、正規店よりゆるいそうです。
ブックオフの店舗ホームページのURLが2から始める店舗が直営店舗で
1から始めるのがフランチャイズだそうです。僕の店舗は直営店でした!
まとめ
職場としてはなかなか楽しいのですが、やはり忙しさと人間関係がネックになりました。
僕も浪人時に働いていて大学入学のタイミングでやめました。
アルバイトを検討している方は参考にしてみてください。