どうもフロッキーです。
この記事では、
- 僕がどのように英語を学習してきたのか
- なぜ英語がやりたくなったのか
という学習歴を語りたいと思います。ここでは、泥臭い失敗などもちゃんと書いています。
高校3年から大人の洋書がkindleで読めるまでの歴史です。
転機は、高校三年生の図書館で
中学、高校2年までは英語が好きということは特にありませんでした。ただ授業であるから受けているだけ。
洋書が読みたい!とかフルハウス、ムーミンのアニメを字幕なしで観たい!などという今でこそ思っている願望は1ミリもなかったです。
好きの反対は無関心とは言いますが、まさにそんな状態でした。
しかし、高校3年生になると大学受験が近づいてきます。しょうがなく勉強してるていを装わないといけないので、図書館に逃げ込んでいました。
(僕は自分がしたいと思ったこと以外できないという病気です。)
その時にいろいろ本を読んでいて、たまたま手に取ったのが苫米地さんの「英語は逆から学べ」でした。
この本には、
- 英語は英語でしか学べない!
- 英文法、日本語訳は一切いらない!
- 脳に英語だけの回路を作れ!
と当時の僕には、かなり刺激的でした。でもなんとなくそっちのほうが正しい気がしました。
つまらないネクストステージや受験英語を頑張ったところで英語を使えるようにはならないだろうと。
そこから、苫米地さんの意見を取り入れてリージョンフリーのDVDプレーヤーで海外ドラマフルハウスなどをひたすら全話を観たりしました。内容理解は全然してませんでした。
その結果を言うと始める前に比べれば英語の音、英語圏の文化については分かったものの、リスニングの理解などは微増という感じ。
やはり、流し見するだけでなくストーリーを理解したいという欲が出てきてしまいました。
この時に記事は以下です。
そんなこんなをしていると、センター試験、東洋大学の一般受験が来てしまい、ズタボロに落ちました(笑)
現役時のセンター試験英語は96/200点。東洋の一般試験は記念受験でした。
浪人時、SSS式多読法を本格的にスタート
そして流れるように浪人時代に。
実は高校卒業時に、海外の大学に行こうと思っていました。斡旋会社の留学案内の面接にも珍しくちゃんと行ってました。
そこで紹介された高い英語特訓プログラムの話を親に伝えて、「そんなお金はない」と一蹴されたりしていました(笑)
(海外大学に入るには、エッセイや高校時代の教師の推薦状などいろいろ必要ですが、トーフルのスコアも必要でした。
ただその留学斡旋会社は、英語力がない人用にトーフルのプログラムを提供していて、半年80万ほど?。
それを受けて、英語力を向上させてから留学しましょう!そのほうが奨学金とかももらえるしお得ですよ、という感じでした。今思うとバカ高い。)
それはダメということでじゃあ独学を考えたときに、高校時代に茂木さんの動画をみて感動したのを思い出しました。
ある高校での講演で、茂木さんがなぜ自分は英語ができたのか、という話でした。楽しんで洋書を30冊ぐらい読んだら、大学受験なんて余裕過ぎて(笑)みたいな、かっこいい話でした。
以下のサイトに具体的な動画などはまとめてます。
「そうだ、俺も茂木さんみたいな勉強をしたい!」
ただ当時の僕には、赤毛のアンや正義について、というがっちりな洋書を読みこなす方法も、勇気もありませんでした。
でも今の自分でも英語を英語で、かつ面白そうな勉強法はないかと探しました。
そして出てきたのが英語多読。
これはSSS式の段階的多読法というもので、start with short storesの略です。
簡単な本から始めていけば、誰でも洋書が読めるようになる!というものでした。
受験時代に図書館に逃げ込んでいたので読書好きでした。翻訳版も読んだことがあり、いつか英語で読みたいな思っていたので、動機としてもちょうど良かったのです。
それを決めてからの浪人時の3,4月は、新宿の紀伊国屋書店で絵本や、graded readersという語彙が制限された英語多読用の本を読み漁っていました。立ち読みですが(笑)
そして、読みやすさレベルYL1までを読めるようになってからは、世田谷の図書館でYL2~3の本を借りまくったり買ったりして、とにかく読んでました。
magic tree house 、アメリカの小学生が学ぶ歴史の教科書、fantactic Mr. Foxなどなど。楽しかったですね。
この時の最後に読んでいた洋書は、boy in the dress 、YL4.0でした。
The Boy in the Dress: Now a Major Musical (English Edition)
ただ浪人時の8月には海外の大学に出願したかったのですが、到底そのレベルではありませんでした。
独学でのトーフルの勉強と、英語多読は思うような成果は出ませんでした。トーフルは当時の僕には難しすぎました。
今ではこの時の英語多読の頑張りはよかったと思いますが、SSS式の英語学習は時間がかかりますね。
自分の好きなことをこのままやっていいのか、という焦りもあり日本の大学を受験することに決めたのはこの8月でした。この時に入ったのが武田塾(笑)
これから8月~4月までは、しょうがなく武田塾で言われた英語の参考書やターゲット1900の暗記をしていました。また面白くない勉強に戻りました。
ただ嫌々やってたとはいえ、さすがに浪人すると少しは学力がつき、英語のセンター試験は131/200点!
その結果、センター試験で東洋の情報学部に引っかかりましたが、一般受験の法政は不合格。
というわけで東洋に通うことに。ここからは英語多読のことを忘れます。
(実は、この浪人の時の経験が自分の中で印象深いので、名前が浮浪浪人=フロッキーなんですよね(笑))
大学2年生の時にTOEIC615点!
時は経って、フロッキーは大学2年生。
東洋大学では、なぜかTOEICの試験を毎年受ける必要がありました。1年の時は470点ぐらいでした。まあふつうですね。
そして2年の冬、またTOEICの試験日が1か月後に迫ってきました。その時にふと思い出しました。
「そういえば浪人時代に英語多読やってたな~、試しに再開してみるか」
とこの時はholesを120ページほど読みました。その時の記事は以下。
holes自体は、英語多読の面白さを再認識しながら読んでいたので、とても楽しんでいました。
すると、この時のTOEICで615点取れたんですよね。この点数は当時の僕や周りの同級生からすると異常でした。同じ授業を受けて人が400、450点とかとってる中で615点ですからね。
大学英語の教授「フロッキー君!よく頑張ったね!」
フロッキー「ありがとうございます…(別に頑張ってないけど)」
その時が、初めて英語を楽しめば結果ができるんだ!という原体験になりました。今まで、英語で成果が出たことがなかったですから。
ただここから、気が抜けたのかまた英語多読から離れます。
借金ありのフリーターがTOEIC720点
ここらはいろいろありました。
大学3年生の夏に大学を中退しました。やはり必修や授業というスタイルが僕には合いませんでした。自分でどんどんやりたくなってしまうので。
それからは、親族がラーメン屋の新規立ち上げをするから手伝えといわれ、しぶしぶ手伝いながら2か月で逃げ出し、友達の家に居候しては追い出されたりと、いろいろありました…
生活費やデートで気づいたら借金が130万円に…
その激動がなんとか落ち着いて一人暮らしを開始。また英語多読をしてみようと思ったのは、2019年の9月。
高校時代に、苫米地さんと茂木さんから影響を受けてから、洋書を読みたいという気持ちはこころのどこかにずっとありました。
ここら辺では、小説系で多くの作品を読んでいますね。
- number the stars
- my humorous japan
- Charlotte’s Web
- A Bear Called Paddington
などを読んでますね。やっぱり自分で何を読むか決め、方向性を決められると楽しいです。
2019年10月には英語多読で一つの山場といわれている100万語を達成しました。
ここら辺からyoutubeを開始しました。
ここからはフロッキーニュースという形で、日々動画をアップして洋書が読めるまでの過程をアップしてますので、興味があればどうぞ。
そしてこの時期に受けたTOEICは720点でした。特にTOEIC対策はしていませんが、毎回100点アップで上がってますね。2021年近々また受けます!
2020年は洋書が読みたくて頑張った1年
そして今までふらふらしていたけどとうとう洋書を読めるようになろう、と決意しました。
2020年は洋書を読むことだけをしようと。
2020年1月からは、日本語の本、ゲームは封印して、洋書を読むために必要だと思われることにのみに時間を使いました。
- ボキャビルが必要だろうと考え、ロングマン英英辞典を読んでみたり
- 英和辞典を5冊ぐらい買って読み比べてみたり
- the four , leonardo da vinciの洋書を無理やり読破してみたり
この英語学習歴は、洋書を読みたくて頑張った2000日間の日記という方のオマージュを作りたいので別記事にまとめます(笑)
ただちょっとだけ紹介すると
- ボキャビルには英英辞典Merriam-Webster’s Elementary Dictionaryが最適であること
- 小説はipadで、ビジネス書はkindleで読むのが最適であること
- 洋書を読めるようになるには、kindleの翻訳機能を活用すれば、早くよめるようになること
などを見つけました。
まとめ
この1年を経過したら、レオナルドダヴィンチやpower of habitなどの本格的な洋書を英英辞典を時々使いながら読めるようになりました。高校時代から比べるとかなり進化しました。
時には、これでいいのか迷うこともありましたが、今では確信して言えます。
好きを極めるべきだと。
僕はこの楽しい英語をもっと広めたいと思います。