どうもフロッキーです。
この記事はスクールデイズの1話から3話を観たときにまとめた感想です。
当時はこの後の展開を全く知りませんでした。
ネタばれを知っている方はにやにやしながら読んでもらえると幸いです。
たまにはこのような細切れの感想も書いてみます。
スクールデイズ1-3話の軽い流れ
伊藤が桂を盗撮します。それを西園寺にばれます。
西園寺はこれを口実に、罪滅ぼしとして二人を恋仲にするキューピット役に徹します。
しかし、いざ二人が恋人になるとなんだか悲しい様子の西園寺。
あいさつとして伊藤にキス。それ以降、伊藤がデートで暴走。
挙句の果てには「言葉といると疲れる」
ひどい流れですね(笑)
それでは私的注目ポイントです。
人物相関図
さて、まずは話が分かりやすいように人物相関図を観ていきましょう。
※このスライドは自分のメモを頼りに作成しているので、漢字が適当です。
伊藤誠
この作品の主人公。おそらく誰しもが一度は殴りたいキャラナンバーワン。
桂言葉
ヒロイン。物静かな感じ。
西園寺世界
ヒロイン。お節介の感じがうちの母親に似ている。せつなが親友。
せつな
西園寺の親友。目つきが怖い。
こころ
桂言葉の妹。ザ・妹キャラ。
加藤乙女
伊藤の元中?名前に似合わず番長的存在。
かわいそうな友達A
伊藤の男子友達。名前が思い出せないが、たぶん重要ではないから大丈夫。
それでは人物紹介が終わったところで、1話から3話の軽い流れと見どころを見ていきましょう。
①西園寺の中継プレイ
まず1話で伊藤が同じ電車の言葉を気になりだすというよくある展開。
少し不可解なのが、西園寺がなんで伊藤にそんなに積極的なのかということです。
(同じ学校の同級生で、すでに好きだったということか?)
言えることは西園寺が頑張りすぎということ。
もう野球のセカンド名手顔負けの中継プレイですよね。
作中で伊藤も言ってますが
「携帯覗いたぐらいで、どうしてそこまでしてくれるの?」
本当にその通りです。
体育の時間に桂へのコンタクトはもちろん、
彼氏の有無の確認、お昼休みのごはんを3人で食べる機会のセッティングなどなど
男子だけではなかなかできない情報収集を率先してします。
そして鈍感な伊藤に女性ならでは的確なアドバイス。
「本で勉強する暇があるなら、本当の桂さんを知る努力をしなさいよ!」
いや本当ですね。僕も奥手でどちらかというと
本で静かに勉強するところがあるので、この言葉は胸に刺さります。
ここに男が女友達を持っているとなかなか強いな~ということを感じます。
②男は誠ほど馬鹿なのか
コードギアスの扇、スザクが僕のアニメ史では一番うざいキャラのトップだったのですが、どうやら記録更新のようです。
確かに西園寺が言うように、女性から見ると(特に高校では)男は鈍感とかバカというのはあっているのかもしれません。
しかしながら伊藤ほど、男というのは鈍感なのでしょうか。
もしくは女子は男のことを伊藤のような感じだと思っているのでしょうか。
男である自分がこんなに鈍感である見られていたのかもしれないと思うと愕然としました。
とはいうものの、男である僕ですら伊藤の暴走ぶりは目に余るものがあります。
- 映画は恋愛ものをみるのがセオリーだと勝手に決め込んで、エロい映画をデートで選ぶ。
- なりふり構わず電車内でハグ
- 言葉がクラスメートにきつく言われて落ち込んでいる時に、全く気付かない。
など枚挙にいとまがありませんが、特に面白かったのが第三話の電車でハグした後に、西園寺と電話するシーンです。
このシーンを西園寺の友達が見ていて、それを西園寺にちくったため、西園寺が伊藤を怒ります。
「女子には気分や恥じらいがあるの!恋人だからってなりふり構わないのはだめ!」
と本当にいいことを言います。
それに対して伊藤は
「そこまで考えないといけないのかよ。めんどくさいな~」
となんでこいつが付き合えているのかが、ただただ不思議。
それからも、とにかく今日のことを反省して、言葉に謝りなさいと西園寺から言われて電話を切る伊藤。
そして吐いたセリフが
「とにかく明日謝れってことだよね?」
全くわかってない(笑)
蛇足 恋愛は始まりが最も大変
僕が読んで衝撃を受けた本に
というものがあります。
この本は、全くモテたことがない主人公がナンパを通して、
どんどんモテていくが、最終的に本当の愛はなんなのかということに気づくストーリーです。
ここで紹介されているナンパのテクニック、女性が喜ぶ会話の仕方はおそらくあっていると思います。
しかしここに書かれている内容をなかなか実践できる人が少ない。
なぜなら、この本の主人公には永沢さんというナンパのプロが付きっきりでナンパについて教えてくれるからです。
そして主人公が話しかけることに躊躇していたら
「上司の命令だ!」
と喝を入れ、話し方がぎこちないとフォローするというように
この主人公は一人でナンパが出来るようになったわけではないのです。
恋愛を一人で成功させるというのはなかなか難しいものがある。
おそらく恋愛の一番の壁は相手に話しかけるところでしょう。
こんなにも単純で、こんなにも難しい行為はありません。
このハードルを西園寺がフォローしてくれる伊藤幸せだなーと思うわけです。