どうもフロッキーです。
洋書読みたいですよね!
僕も高校時代に英語多読という勉強法を知ってからいろいろ試行錯誤しました。2020年の一年間は、いかにして洋書が読めるようになるのかを考えていました。その経過はこの記事やYouTubeでアップしてます。
このように洋書が読みたい一心で、試行錯誤を続けていると
・レオナルドダヴィンチ
・momo
・the everything store
などの今まで歯が立たなかった洋書が読めていることに気が付きました。
1年も洋書ばっか読んでるとさすがに読めるようになりますね(笑)
今回はその過程で分かった初心者の方に向けて、洋書の読み方を書きます。
目次
初心者はどのように洋書を始めればいいの?
僕が思う初心者の方の流れは
(0 Netflixでまずは聞き取りができるようにする)
- 英語多読で50万語ぐらい読んで、英文に慣れる
- 50万語超えてから児童書、ビジネス書を読んでいく
- 後はひたすら読書量を積み上げる
です。0でNetflixから入るのが、まったくの初心者の方にはおすすめです。
音声のほうが、理解するのが簡単なんですね。ここでは好きな海外ドラマ、英語を日本語字幕で観ます。詳しいやり方はこちら。
それからは、洋書にどんどん入っていきます。SSS式の英語多読という方法で簡単な洋書から初めて英語で理解できるようにします。SSS式の英語多読については以下のサイトへ。
そして英英辞典をなんなく読めるようになってきたら、次の普通の洋書を英英辞典ありで読んでいきます。ここはSSS式と大きく違うところですね。SSS式は辞書の使用はNGですから。ここら辺の葛藤は別記事にします。
普通の洋書がだいたい読めるようになってしまえばこっちのもので、あとは積み上げるのみです。
ですので、この記事では初心者がつまづく①、②を重点的に書きたいと思います。
①英語多読で50万語まで達成して、英文に慣れる
なぜ50万語かというと、初心者の場合内容理解より文章理解が追いつかないので、まずは文章理解のために英文に慣れたいからです。
ここで読む作品としては英語多読用本、Graded Readersと言われる単語や文法が制限された本を読むことをおすすめします。
このレベルでは、読書というより英文読解力の強化という意味合いが強いので多読教本が好ましいわけですね。
1単語、1語数として計算します。読み終わったら1ページ分の大体の語数を数えて、多読王国に登録します。もしかしたら先人が語数を登録してくれてる場合もあります。
これで読んだ洋書の語数が合計50万語ぐらいになるまで読みましょう、ということです。
内容としては、自分の興味あるジャンルの多読教本の1ページの英単語の理解度が95%以上のものを選んでください。
例えばアドベンチャーが読みたいからトムソーヤのYLレベル2を選ぶ、という感じです。
この時、分からない単語は類推してください。類推するとなると、分からない単語はページで1、2個になるはずです。
あと、YLですが経験上、50万語では3.0、100万語では4.0が上限だと思います。それ以上だと英英辞典がないとキツイと思います。
僕が50万語レベルで一つの目安としている合格点は、Merriam-Webster’s Advanced Learner’s Dictionaryの英文での説明が分かる事です。これはおすすめの英英辞典です。
Merriam-Webster's Advanced Learner's Dictionary (English Edition)
ここに到達すれば英英辞典を使えます。すると、背伸びをした読書が徐々にできるようになるんですね!
詳しい内容はこちら!
②50万語超えてから普通の洋書を交えて読んでいく
先程の多読教本が楽しい場合はどんどんそれも並列して続けても良いです。
ただ英語多読で使われる教本って物語が大半なのですよね。
そうなると小説コースを目指している人はいいかもしれませんが、ビジネス書を読みたい大人にとっては、だんだん飽きてくるですよね笑
だから僕は、英英辞典が読めるようになった段階で、どんどんビジネス書を読む方法にシフトしました。
それでは、どの洋書がよいでしょうか。僕は以下の3つの選び方をおすすめします。
- 児童書を10冊読破してしまう
- 日本語訳で読んだことがある洋書を読む
- 好きなジャンルの入門書の洋書を読む
ですね。
児童書を10冊読破してしまう
簡単な文章を50万語ほど読めば、英英辞典の文章は9割理解できるようになっているはずです。
このレベルに来たら、ガンガン英英辞典、イメージ検索を使って10冊ほど児童書を読破してしまったほうが読解力が身につくと思います。
最初はよくわからなくても、ずっと続けていればある日分かる時が来ます。
SSS式のように、簡単な本を大量に読むのは心地が良いんですね。簡単に理解できますから。
ただSSS式だけでは、大人向けのビジネス書、哲学書に到達するまでに膨大に時間がかかってしまいます。3年以上かかるかもしれません。
そんな時間はない!という人は、多少無理をしてでも最初に負荷をかけたほうが成長が早いです。
そのための児童書10冊です。児童書なので大人用に比べれば分量、難易度も丁度良いので
初心者脱却にはもってこいです。詳しくはこちら!
日本語訳で読んだことがある洋書を読む
まず一番に試したいのがこれ。これは茂木さんのやり方ですね。赤毛のアンの日本語版を全て読んでから、英語版を全て読んだそうです。
このように一度読んだことがあれば全体の理解は分かってるので読みやすいです。
ただそれでも分からない単語はあるので、英英辞典を使いながら読んでいきます。
英語では受け取り方が全然違うな、と日本語と英語の言語の勉強になりますよ。
僕の場合は、ファクトフルネスとモモをそれぞれ日本語で読んで英語でも読みました。
好きなジャンルの入門書の洋書を読む
ただ、翻訳版をそんな読んだことない場合は、自分が好きなジャンルの本で入門書、ページ数が少ないものを読むのがおすすめです。
ベストセラーでページ数の少ないものが一番おすすめですね。あとは、アマゾンで星の数が多い作品もいいですね。
具体的には
The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business
The 7 Habits of Highly Effective People: 30th Anniversary Edition
読んでタメになるし、平坦な文章が多いし、ページ数が少ないと挫折の予防になります。
まあどうしても読みたい本が400ページとかのやつならそれを読破してみてください!例え全てわからなかったとしても1冊終えるとかなり力がつきますよ。
僕もthe fourやレオナルドダヴィンチ(確かに400ページほど)を夢中で読破しました。
全然わかってない部分もあるのですが、やってて楽しいし達成感は壮大です。面白い本って何度も読めるので理解は再び読んだ時の自分に任せます。
洋書の読み方について
さて、普通の洋書の読み方としては、英英辞典、翻訳を使いながら読んでいきます。
先程の多読教本の時は、洋書のレベルが制限されていたので辞書を使いませんでしたが、このレベルではガンガン使っていきます。
単語だけわからない場合は、英英辞典で調べます。やはり英語は英語で学ぶほうが効果が大きいと思いますし、1,2語ぐらいなら逆に英語のほうがちゃんとした意味合いが分かっていいですよ。
1文の意味が取れない場合は、翻訳機能を使って翻訳してみます。kindleとipadはすぐに翻訳することができて便利です。それでもよくわからない場合はなんとなく意味を想像して飛ばします。
そしてこれらを調べる際に、段落を全て読んでから調べます。わからない単語が出てきてすぐには調べないのが重要です。文章全体で何を言ってるかを考えた後に、ここにわからない部分にあたっていきます。
まとめ ③ひたすら読書量を積み上げる
別の角度から動画でも語ってます。
まあ大人向けの洋書を5冊ぐらい読んだあたりで、読めてる感がだいぶ出てくると思います。
僕の場合は、ムーミンやナルニア国などをところどころ読みつつ、the four , レオナルドダヴィンチの洋書を最初は苦しみながら読破したら、自分の成長を感じました。おそらく230万語ぐらいですかね。
僕もまだ300万語ぐらいですが、どんどん英語多読中です。
あとは、もう少し媒体の使い分け、洋書のレベル、そもそも英語多読とは、など深堀したいことはあるのでロードマップ的な記事を作りたいと思います。