どうもフロッキーです。
「英語多読って大学受験に使えるかな~」
と考えてるあなた!使えませんよ!
結論から言うと,SSS式の英語多読で実力が伴いには時間がかかります。
それを時間が決められている大学受験で使うのは,ナンセンスです。
今回は
大学受験にSSS式の英語多読はおすすめできない理由と
じゃあどういう勉強をすれば受かるのか
を書きます。
大学受験にSSS式の英語多読はおすすめできない理由
英語力が上がるのに時間がかかりすぎます。大学受験は時間との勝負です。
そんな厳しい戦いの中で,時間のかかる英語多読を受験勉強で使用するのはまったく得策ではありません。
受かりたいのであれば,受かる勉強をしなければなりません。(これについては以下で解説します)
SSS式の英語多読とは,簡単な本や語彙が制限された本を数多く読んで,難しい英語の本も読めるようになる英語学習法です。詳しくは以下の記事でも書いてます。
何を隠そう,こんな記事を書いている私は浪人時代に英語多読にはまって第一志望に落ちた人間です・・・
英語多読を直接的な原因と断定はできませんが(大学受験への態度,やる気なしなど),時間がかかる点は大きなデメリットだと思います。
当時は英語多読に107時間費やしましたが,成績向上は望めず。
英語多読というのは勉強法としてはすばらしいのですが,大学受験(特に残り1年)には全く向かないということです。
素直に受験勉強をした方がよいです。英語力を向上させるのと,大学に受かる英語力は全くの別ものですから。
じゃあどういう勉強法をすれば大学に受かるの?
「英語多読は受験に使えないのは分かったけど,じゃあどうすればよいの?」
と思われる方もいると思いますので,解決策も書きます。今回は英語に絞ります。
まず受験の叡智を読んでください。
こちらの記事でも紹介しましたが,受験に必要なことは網羅されてると思います。僕のように独学で方針を立てるよりも,結果を出されている人たちをまねる方が確実にうまくいきます。
この本を読んで大学受験に受かる勉強とただ勉強するだけの違いを感じ取ってください。
この本で言われてることで一番重要ななことは
「過去問至上主義」過去問こそが最高の問題集であり参考書である
ということです。
とにかく志望校の過去問を重視して解きまくって攻略法を考えてください。
過去問を解けば色々なことが分かります。
- こういう長文が読めるようになる必要があるんだな
- 英単語帳の小文字の派生語もバンバンできるから全部覚えないと対策できないな
- 英文法の比重は少なめだな
といったことがまるわかりです。それによって自分がどういう勉強をしないといけないのかが分かります。
過去問というのは
「うちはこういう問題の合格点が取れる生徒がほしいから対策してね~」
と大学側からほぼ答えを渡されているようなものです(笑)
僕みたいな受験生は試験直前に過去問を触りだすんですよね。過去問は一番最初に触って,計画を立てる必要があるんですね。
自分の志望校の英語をすべてやってしまったら他の学科,他大学の過去問も攻略するのもおすすめです。
僕の知り合いの難関国立にいったエリートの方は,自分の志望校のレベル,さらに上位のレベルの長文を大量に取り寄せて
1度解いて分からないところを調べる,英単語の暗記,分からない長文の日本語訳を書いたあとに
すべての文章がスラっと理解できるまでひたすら音読したそうです。すべてが分かったら次の長文に移行していたそうです。
大学受験の英語って,受験者を振るい落とすためにちょっとひねくれてるんですよね。その癖を膨大な演習を積んで攻略してしまおうということですね。
だいたい出題されるひねくれ方は似たり寄ったりなので,他大の過去問もしておくことで本番で似た問題が出る可能性があります。
まとめ
英語多読ってなんどもいいますが,英語勉強法としてはすばらしいんですよね。
僕もSSS式の英語多読から入って,独自の多読法をこなしていくうちに洋書が読めるようになりました。
この過程はこちらにまとめました。
僕のように好きなことしかやりたくないという人間は,素直に大学に落ちるというのも手かもしれません(笑)
ただ受かりたい方はしっかり受かる勉強法をしてくださいね。