どうもフロッキーです。
今回はAmazonの倉庫にアルバイトとして2か月半、潜入した経験談を語ります!
そもそもアマゾンで働こうと思ったのはGAFA(ギャファ)を読んで感動したからです。単純です!この本も面白いですよ。
それではアマゾンの内部を見ていきましょう。
目次
アマゾンの働きやすさは?
働きやすさ ★★★☆☆
何も考えなくてよい ★★★★☆
時給 ★★★☆☆
出会い ★★★★☆
知的好奇心 ★★★★★
GAFAの一角アマゾンの倉庫を自分の目で確かめたい人は、面白いと思います(笑)。
何も考えずにもくもく作業したい人には合ってますが、ルールがガチガチでめんどくさい。
「そんなの当然だ!」
という意見をいただくことがありますが、僕はやっぱり面倒くさかったですね。
確かにアマゾンは1年忙しいし時給が高いので、ガンガン入って超忙しく稼ぎたい人にはおすすめです。
あと食堂のカレーは安くて良いです。確か200~300円(少しスパイスが効いてますが)。
場所は埼玉の川越FC
僕が働いたアマゾン倉庫は川越FC(フルフィルメントセンター)。NRT5とも呼ばれていました。川越駅からシャトルバスで13分くらい。
NRT5の由来は成田空港から数えて五番目の場所にあるからだそう(笑)。
2019/04/02時点で倉庫は16個もあります・・・。繁忙期は1倉庫1000人働いているそうなので規模がすごい。
Amazonの勤務地
川越FCは、アパレル系の商品に強いそうですが、実際はアパレルだけではなく、雑貨、コンドーム、ローション、本、など圧倒的な物量でした。
なぜか僕の担当部署には大人のおもちゃ的なものが結構流れてきました(笑)
Amazonの倉庫に潜入、従業員や作業場の様子がムービーで公開中
シフトと休憩時間は?
川越FCは24時間いつでも稼働中です。
そのため、出勤時間は自由シフトですがシャトルバスの時間が決められているので、実質それに合わせたシフトが10種類ぐらい用意されていました。
9-18、10-18、9-13、12-18、20-6、21-6など
休憩がこまめに設定されていて、例えば9-18時ですと
9:00 仕事開始
10:30 15分休憩
12:00 お昼休憩1時間
13:00 仕事再開
15:00 15分休憩
15:15 仕事再開
18:00 仕事終了
という感じ。この時、最初の15分は休憩としてはカウントされず給料が支払われていました!ちょっとうれしい。
僕は最初週4日、9-18時で入っていましたが、実質7時間半、無言で商品スキャンするのはつらすぎて、後半は9-13時のシフトにしていました。
バスは18時ごろからしかないので、13時で上がる人で川越駅を利用する人は歩いて帰って!という感じでした。
申請すれば交通費くれるかもしれませんが、分かりません。
時給と仕事内容
時給は1000円でした。交通費全額支給です。
さきほども書きましたが、繁忙期は1000人の従業員が同時に働いています。ということはそれだけ仕事があるわけですね。
僕が知っているだけでも
- 商品を段ボールで包む作業
- ギフト用に包む作業
- 段ボールを補充したり、商品が入ったカートを移動
- 商品を棚からピッキング
- 商品をスキャン
- 商品をベルトコンベアから取る
- 商品が入ったコンテナを所定の位置に移動する
- 急ぎのアイテムは何かを知らせる仕事
- 事務作業
とまだまだ語り切れないほど、仕事がありました。どこに配属されるかは運次第だと思います。
僕が実際にやってたのは
- 商品を段ボールで包むパック作業
- 他の倉庫に輸送するための商品をスキャンするSTI
- コンテナを移動するやつ
でした。
それぞれの仕事に目標ノルマがすべて決められてて、1時間にどれぐらいやりましょうという基準があります。
それを基本クリアするようになると、新しい仕事が任されます。どんどんレベルアップしていきます。
リーダークラスになると時給がアップするそうですが、2,3コできる仕事が増えたところで時給はアップしないでちょっと損した気分でした。
アマゾンで働いてよかった点
倉庫がとにかくデカいことが分かった
好奇心が満たされたという点ではよかったです。食堂もあるし、人はいっぱいいるし、1時間立つとチャイムが鳴るので学校のようでした。
彼女が出来た(笑)
私事ですが、アマゾンにて人生初めての彼女が出来ました。
最初のオリエンテーションの班で偶然いっしょになり、仲良くなりました。大学生、フリーターの方は、ワンちゃん彼女を作るためにアマゾンはありだと思います(笑)
ただ自分から話しかけれない童貞には無理だと思います。
リーダーに優しい人が多い
人口の構成としては、アルバイト、派遣社員、社員の人がいましたが、着ている安全ベストの色ですぐ分かります。上の人は社員でリーダーですね。
僕の知ってる範囲ですが、優しい人が多かったです。僕が彼女と昼休みの時間合わせたいと相談したら、調整してくれる人もいました。人懐っこい人が多いというか。
ただ彼女はサブリーダー=派遣社員の人に嫌がらせを受けて辞めてしまいましたが・・・。全員が良いとは限りません。
これだけ人数がいると、苦手な人も必ずいるでしょう。
アマゾンで働いて悪かった点
ルールがガチガチでめんどくさい
アメリカの企業特有なんか知りませんが、すべて定義されています。
- 窓は温度管理のため開けるの禁止
- ドアは必ず3回ノック
- 右側通行
- 倉庫内は走ってはいけない
- ノルマありでノルマ監視役の人もいます
それに電子機器の持ち込み禁止なので、昼食中などはいちいち手荷物検査を受けないと携帯を触れません。
これがなかなかめんどくさいです。
まあ今思うと、ベルトなどの貴重品を身につけない装備で出勤すれば少しは楽だったかな、と思います。
あと時間にうるさいです。5分前行動しないと「おそいぞ!」と社員の人に注意されます。
トイレを行こうとすると、「どこいくんだ!」とちょっと威圧されます。
検品作業で商品をちょっと投げるようなら「売り物だから!」と怒られます。
このようにうるさい社員もいるのでちょっとめんどくさいです。
なんでも管理されている
アマゾンは何でも管理しているので、作業で間違えた履歴が残ります。
そのため月1回は「先月10件ミスがあったから次は気を付けるように」と社員の人に軽く指摘されます。ただ指摘されるだけなので、何をどう間違えたのかは分かりません。
仕事によっては1時間で100件くらいこなすので1日で700件。×20日だったら14,000件!
このうちの10件って言われても全くなんのことか分かりませんね。
まあこれを伝えてくれるのはリーダーの方なのでやさしくいってくれましたけどね。
そのくせノルマが決められてるので、部門全体の生産性が低いと「もうちょっと頑張ってください」とせかされます。
倉庫に出入りするときは、自分のタイムカードをPCにスキャンするので出勤時間もしっかり管理されています。
管理管理でなんだか疲れました。
無言は作業するのは人を選ぶ
倉庫作業なので、基本無言で作業です。
僕も最初はしゃべらなくてよいので快適でしたが、7時間半はできませんね。つらくてしょうがない。4時間が限界でした。
作業時間は忙しくてしゃべってる暇はありませんからね・・・
労働時間を選べるようで選べない
シャトルバスの時間が決められているので、一度倉庫に来たら少なくとも6時間は働く必要があります。
それよりも短く働きたい人は、9-13とかで上がって、川越駅まで30分かけて歩くか、自腹で公共バスに乗る必要がありました。自転車で来れる人は良いですけどね。
他の電車代などは全額出してもらえますが、早上がりしてシャトルバスがない分のバス代を出してくれるかは不明です。
まとめ
9-13時で働いていた時は、何も考えずに短時間労働だったので結構働きやすかったです。
ただシャトルバスがない点、なんでも管理されているという圧迫感を考えると、もう働かないかな~と思います。
海外にも僕のようなような人がいますね。面白そうな本です。(僕がパクリか?!)
ユニクロの倉庫バイトのほうが圧倒的に楽ですよ。日本企業最高!
参考にしてみてください。